第252回 披 講
番 号       俳   句 俳 号 得 票
1 新米を掻込む吾らの顔の飯 はなぶさ
 
2 病窓に 月の欠けたる 年の暮 逸 茶 3 票
(はなぶさ)時間の経過が長く侘しい分ります
(高 越) 年末の入院生活は大変ですね。来年はいい年に
      なりますようみ。
( 凡 ) 病と月の欠けた対比が病気の雰囲気を高める
 
3 着ぶくれてに覚束なくに歩を進め 石の花
 
4 電飾の街異国如年の暮れ 3 票
(はなぶさ)イルミネーションの飾りも年の瀬
(逸 茶) 年末の都市風景を「異国」と捉えた感覚が新鮮です。
(石の花) 暮れの街異国情緒とはうがった見方ですね。
 
5 紅葉散る挽き臼逆さの伝い石 高 越 3 票
(逸 茶) 非常に映像的で、土地の歴史を感じます。
( 鶴 ) 飛び石のユニークな面白さ
(石の花) 伝い石を挽き臼を逆さにしての風流な庭ですね。
 
6 あの顔も この顔もあり 忘年会 逸 茶 1 票
(高 越) 賑やかな忘年会になりそうですね
 
7 起死回生年末ジャンボ夢乗せて 1 票
(石の花) 良い夢ですね。発表までの期待の幸せを
 
8 着ぶくれて我が身おろかな余生あり 石の花 3 票
(逸 茶) 老いを悲観せず、達観とユーモアが同居しています。
(べいこう)余生も人生の躍動期、松下幸之助ばりに生き
     抜いていきましょう
( 凡 ) 着ぶくれた格好良くない愚か者
 
9 木守柿狙うは知恵者爺の影 べいこう 2 票
(はなぶさ)発想が面白いです
( 鶴 ) 爺頑張れと応援したくなります。
 
10 瑠璃向こう離宮の庭の小春かな 4 票
(はなぶさ)美しい瑠璃光苑ありました
(逸 茶) 「瑠璃向こう」という表現が美しく、視線の奥行きを
     感じます。
(べいこう)小春の使い方が上手ですね
(高 越) 小春日の穏やか景色が見えます
11 風落ち葉払う術なく立ち尽くす べいこう 2 票
( 鶴 ) 無力感と絶望感と一杯
(石の花) 何を考えているのでしょう
 
12 厳寒の大渋滞へ風抜けて 1 票
(高 越) 道路は大渋滞だが、風はすいすいとすり抜けて行く
 
13 水面に小波漂う冬めける 石の花 1 票
( 凡 ) 冬めく情景をよくとらえている
 
14 句碑辿る伊予の細道冬木の芽 高 越 2 票
( 鶴 ) 伊予の細道が粋ですね
( 凡 ) 冬木の芽に春の希望を感じて
 
15 逆風を 越えて迎へし 冬至粥 逸 茶 4 票
( 鶴 ) 暖かい粥が腹にしみます
(べいこう)逆風を淡々とよし
(高 越) 柚子湯に入り、冬至粥を頂き今年の疲れを癒して下さい
( 凡 ) 逆風にさらに追い打ちをかける様に風が吹く厳しさ
 
16 冬晴れやベンチで戯れる迷い猫 1 票
(高 越) 迷い猫も小春日で癒されています
 
17 初雪やうらばやに去る鷲ケ頭 はなぶさ 1 票
(べいこう)初雪を強調されたがいいですよ
 
18 名月や山河の寝息惜しみけり べいこう 4 票
(はなぶさ)きれいな夜景です
(逸 茶) スケールの大きな一句です。
(石の花) 山河の寝息良い表現ですね
( 凡 ) 月の夜の情景が美しく浮かぶ
 
19 古日記最後の頁に入選句 高 越 3 票
(はなぶさ)入選おめでとうございます
(べいこう)入選句は日記帳の後ろに作者の思いが知られます。
(石の花) 入選句の想い出記録しておきたいですね
 
20 紙飛行機よ彼の地まで飛べ寒の空
 
21 軒下や日向三婆柿を干す はなぶさ 3 票
(逸 茶) 土地の匂いと人の温もりが感じられます。
( 鶴 ) 美味しい干柿ができると良いですね
(べいこう)軒下の柿は我が家でも干柿作りに味わっています。
     淡々としていますな懐かしい句です
 
令和 7年12月 1日~令和 7年12月20日 投句分
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