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第250回 披 講
番号     俳   句 俳 号 得票
1 晩秋や六子地蔵に傘をかけ はなぶさ 3 票
(べいこう)地蔵を見つめた作者な目が一句です。
( 凡 ) 寒くなりましたね。優しさが伝わります。
(高 越) 寺の庭先で見る晩秋の寂しい風景。
 
2 夜学生努力報われ星月夜 べいこう 1 票
(石に花) 合格良かったですね。しみじみ夜空を。
 
3 西瓜畑熊に荒らされ無残なり 石の花
4 長き夜や鉛筆削る肥後守 高 越 3 票
( 凡 ) 鉛筆削りでなく、小刀でゆっくり
     削る、昭和時代の頃が懐かしい。
( 鶴 ) 手持ち無沙汰の長い夜に削る鉛筆。
(逸 茶) 「肥後守」という具体的な道具が効いています。
 
5 新米や値上げラッシュの渦の中 4 票
(はなぶさ)新米は安くならないですね
( 凡 ) 現在の事実を句にした作者の目。実感。
(石に花) 物価高にはうんざりですね。
(高 越) 備蓄米放出で少し下がったかに見えましたが
     ねえ?
 
6 忠霊碑野面石垣野菊群
   
7 秋高し足取り軽きボランティア 逸 茶 2 票
(べいこう)ボランティアのいきいきしたしまが良い
(はなぶさ)張り切っていますね。
(高 越) 秋高しから蜜柑の摘み取りのボランティアを
     思いました。
 
8 からす鳴く飛ぶも現世の風の中  はなぶさ 2 票
( 鶴 ) カラスだけでは季語には厳しいと思うが
     リズムが良い
(逸 茶) 「現世の風の中」に哲学的な視点を感じます。
 
9 田の畦にしおらし咲ける野菊かな 石の花 2 票
(べいこう)うねさに咲く菊の作者の思いが出た句
( 鶴 ) しおらしく咲く表現が良い。
 
10 定期便飛機も東へ鰯雲
       
11 土埃ゆくりなく絡むコンバイン べいこう 1 票
(はなぶさ)稲刈りの様子が見えますね
 
12 秋風に揺れて消えにし友の声 逸 茶 2 票
(べいこう)友の逝く様を唄われた
( 鶴 ) 友の声が風に消されていく様をうまく表現
 
13 獣よけ柵を巡らし西瓜畑 石の花 1 票
(高 越) 今年は猪よりも熊の被害で大変です
 
14 虫時雨夜のしじまに降りそそぐ 1 票
(石に花) 降りそそぐが良いですね。
 
15 父母の墓に朝の閼伽水秋彼岸 高 越 3 票
(はなぶさ)盆にお彼岸すぐきますね
( 凡 ) 父母の愛、ご先祖様への感謝はわすれまい。
     父母ありて、今の自分あり。
(石に花) 朝からの墓前に水をかけお参りですか。
 
16 不知火の貝を拾ひて耳にあて はなぶさ 5 票
(べいこう)貝を耳にあてられ動きがみえる
( 凡 ) 貝に聞いてみるロマン。何を聞きたいか、
     何を聞いているのか、想像が広がります。
(石に花) 貝を耳に当てると確かに風の音が聞こえますね。
(逸 茶) 「不知火」という季語に郷愁と神秘を感じます。
(高 越) 何が聞こえましたか? 波の音?
 
17 友よ元気か今日は田舎の秋まつり 高 越 1 票
(べいこう)語る祭りお誘いかな、優しさのある句
 
18 鰯雲君の声聞く川辺沿い 1 票
(逸 茶) 秋の高い空と水辺の静けさの対比が美しいですね。
 
19 赤い羽根うぶな瞳に息止めて べいこう 2 票
( 鶴 ) 幼子がじっと見つめる赤い羽根。
(逸 茶)  「うぶな瞳」と「息止めて」に純真さが
     感じられます。
 
20 古衣に昭和の匂ひ秋日和 逸 茶 4 票
(はなぶさ)古衣は懐かしいですね
( 凡 ) 捨てきれない愛着のある、古着となった
     衣服か和服か。秋日和の季語が懐古感を
     伝えます。
(石に花) 古衣を出して昭和の匂いとはうまく表現です。
(高 越) 郷愁感
 
21 新米や白磁茶碗に光る白 4 票
(はなぶさ)新米は美味しいやはり違いますね
( 鶴 ) 白の茶碗に白い米が光っている状況が
     表現されている
(逸 茶) 「新米」と「白磁茶碗」の取り合わせがいいですね。
(高 越) 米、白磁、白い光とオール白でまとめました
 
 
 
令和 7年10月 1日~令和 7年10月20日 投句分
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