莠・驕ク 蜿・
  
番 号      俳   句 俳 号 得 票
1 累々と刈草積もる川辺沿い
2 花菖蒲カメラの重さ知る齢 高 越 5 票
(べいこう)カメラの重さがシャッターチャンスに関係しますね
(はなぶさ)はい何かと重く感じるようになりました
(逸 茶) 老いへのしみじみとした気づきを感じます
(石の花) たしかにカメラの重さ感じますね。
( 鶴 ) 筋力落ちてきますね。
3 花あまた母の一言茄子の花 はなぶさ 2 票
( 凡 ) 母の一言何んでしょう、茄子の花との取り合わせ
(高 越) あまたある花の中から、地味な茄子を見つけた
     母の一声
4 年老いてなお勉学の汗拭ひ 石の花 3 票
(はなぶさ)尊敬します
( 鶴 ) 何歳になろうが学びは必要ですね
(高 越) 年取ってから新しい事を習うのは大変。汗を拭い
     ながら頑張っている姿があります
5 謳う媼浜辺にひとり砂引草 べいこう 2 票
(石の花) 砂引草珍しい花に媼の鼻歌ですかね
( 凡 ) 浜辺で一人老婆の謳う砂引草がいいですね
6 短夜に昔日の蹉跌嘆くかな 逸 茶 3 票
(べいこう)昔日の思いが出ていますね
(石の花) 蹉跌何かの失敗ですかね、今後悔ですか。
( 凡 ) 昔日の何か後悔することが有るのですかね
7 母の日や白き供花と水を替え 3 票
(はなぶさ)優しいハートの方感じます
( 鶴 ) 今は亡き母への感謝の気持ち
(高 越) 仏壇でしょうか、新しい水を入れて白い花を
     飾ったのです。喜んでいる事でしょう。
8 完熟のトマト支柱に傘を立て 高 越 1 票
(逸 茶) 農的な暮らしの優しさを感じます
9 夏宵に響く音色のハーモニカ 3 票
(べいこう)ハーモニカは私の机の中です。出して見ると
     懐かしい楽器ですね 
(石の花) ハーモ-ニカいいですね。心が癒やされます。
( 凡 ) 夏の宵にのハーモニカいいですね
10 故郷や蜜柑の花の庭匂ふ 石の花 2 票
(はなぶさ)蜜柑の匂いと故郷良いですね
( 鶴 ) ジャスミンの香り豊かな庭が見えます
11 鵜飼舟逃げゆく鮒の水はねる はなぶさ 2 票
(べいこう)鵜飼船の場所はどこでしょう
(逸 茶) 視覚と音で夏の夜を感じます
12 移ろいの紫陽花の庭古希の色 逸 茶 4 票
(べいこう)紫陽花の色の変化を上手く掴んでいらっしゃいます。  
(石の花) 古希の色、どんな色でしょう、紫陽花のいろとの
     取り合わせがいいですね。
( 鶴 ) 紫溢れる庭がうかびます
( 凡 ) 古希の色いいですね
13 更衣ママの名刺がポケットに 高 越
14 鍬の音に聞きて飛び蹴り雨蛙 べいこう 2 票
(逸 茶) 農作業と蛙とのとの対比がほほえましいです
(石の花) 雨蛙の状態が鍬の音に驚く様をよく見ています。
15 荒れ山に蜜柑の花の匂いけり 石の花 1 票
( 凡 ) 荒れた山に残った蜜柑の木に残った花の香り
16 夏立つや回転寿司の子の手数 べいこう 1 票
(高 越) 回転ずしの子の手数で、子供の目と雰囲気が見えます
17 青時雨そっと寄り添ふ遊歩道 2 票
(逸 茶) しっとりとした空気が感じられます
(高 越) 時期的に雨の紫陽花園か菖蒲園の風景
18 万緑や萬翠荘の凜と建ち 2 票
(はなぶさ)建ち品格がありますね
(高 越) 万緑に包まれた由緒ある萬翆荘の景
19 飛び交うも一夜限りの蛍かな 逸 茶 2 票
(はなぶさ)それで美しく光るのですね
(石の花) 蛍の儚さが哀れですね。
20 母娘変わらぬ愛の七変化
21 鬼灯を提灯見たて幼き日 はなぶさ 3 票
(べいこう)鬼灯を提灯に見立てて遊んだことを懐かしく
(逸 茶) ノスタルジーを感じます
( 鶴 ) 幼い日の淡い想い出が楽しそう
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第246回 披 講
令和 7年6月 1日~令和 7年6月20日 投句分
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