1 走るトロイカ一つ 雪のヴォルガに沿い
はやる馬の手綱(たづな)とる 馭者(ぎょしゃ)の歌悲し(繰り返し)
2 何を嘆く若者 尋ねる年寄り なぜお前は悲しむ 悩みはいずこに(繰り返し)
3 去年のことだよおやじ 好きになったのは そこへ地主の奴めが 横槍を入れた(繰り返し)
4 クリスマスも近いが あの娘(こ)は嫁に行く 金につられて行くなら ろくな目にあわぬ(繰り返し)
5 鞭もつ手で涙を 馭者はおしかくし これでは世も末だと 悲しくつぶやく(繰り返し)
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1 雪の白樺並木 夕陽が映える 走れトロイカ朗らかに 鈴の音高く 走れトロイカ朗らかに 鈴の音高く
2 響け若人の歌 高鳴れバイヤン 走れトロイカ軽やかに 粉雪けって 走れトロイカ軽やかに 粉雪けって
3 黒い瞳が待つよ あの森越せば
走れトロイカ今宵は 楽しい宴(うたげ) 走れトロイカ今宵は 楽しい宴
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