番 号     俳   句
1 面河渓の木(こ)の芽育む水の音
2 冨士山躑躅の小径二人行く
3 山茶花の赤き花片の震へをり
4 湯けむりの街遠ざかる冬の航
5 曙の息の白さや野良仕事
6 山独活や里山のさか摘み取りに
7 春近し駆ける伊予路の一万人
8 一礼の鳥居の向こふ淑気密つ
9 冬晴や惜しむ旅路の夜更けかな
10 世の塵を浄め祓うや寒の水
11 冴え返る鐘の響きに背を押され
12 氷上の涙でハグの大逆転
13 書いて止め止めては綴る春の文
14 句と写真のこころは同じ蕗の薹
15 新玉の御空に屹度城の立つ
16 春早く小川に上るもやの景
17 開花まち桜梅桃李人の道
18 春光や家中に満つ笑顔あり
19 蜜やかに肩に乗りたる雪の花
20 寒禽の声高らかに春を告ぐ
21 針供養母の遺品の鯨尺
 
 
第254回 投稿句の選句 
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投句期間 令和 8年 2月 1日~令和 8年 2月20日
  選句期間 令和 8年 2月 21日~令和 8年 2月27日